班員ハンドブック メモ帳バージョン (Google Driveより圧倒的に動作が軽く、また自由に書き込むことが出来る) 各隊員は、この班員ハンドブックと分隊員ハンドブックを常備し、常に確認しておこう。(デュアルモニターの人は横に表示、無い人は印刷、メモに取る、スマホを使うなど) ―――――――――――――――――――――――――――――――― [個人] ・自分の分隊の呼称は? ・自分の班の呼称は? ・自分のBuddy teamは? ・自分の兵種は? ・自分の番号は? ・制限重量は? ・共有弾薬は? ・準備命令は? ・各種SOPを満たしているか? ・現実の準備 (メモ帳は? トイレは? ペットボトルは? 家のセキュリティーは? PCやその他のデバイスに問題は? 水分補給は? ハンドブックは? 資料は? 家族は? など) ―――――――――――――――――――――――――――――――― [部隊] ・組長(Buddy Team Leader)は? ・班長(Fireteam Leader)は? ・分隊長(Squad Leader)は? ・小隊長(Platoon Leader)は? ・小隊軍曹(Platoon Sergeant)は? ・隣接部隊は? ・上位部隊は? ・下位部隊は? ―――――――――――――――――――――――――――――――― [戦闘間隊員一般の心得] ・使命感に徹し、あくまで任務を遂行せよ。 ・常に厳正な規律を維持せよ。 ・常に士気旺盛にして、強靭不屈かつ勇猛果敢に行動せよ。 ・自ら進んで指揮官の掌握下に入れ。 ・相互に協同連携して戦闘せよ。 ・旺盛な企図心をもって絶えず創意工夫せよ。 ・常に情報資料を収集し、速やかに報告せよ。 ・常に警戒を怠るな。 ・戦闘間負傷しても、自ら手段を尽くして戦闘を継続せよ。 ・敵の宣伝に乗ぜられるな。 ・武器、弾薬等を愛護節用せよ。 ――――――――――――――――――――――――――――――――  [戦闘間部隊移動の基本原則] 『引用 米陸軍戦闘マニュアル―コンバット・リーダーズ・フィールド・ガイド』 ・隠掩蔽された経路を利用する。 ・秘匿された陣地から直接前方に出てはならない。(適時横方向に場所を変えてから出て行く) ・敵の伏撃に遭う恐れのある場所の通過を避ける。 ・偽装を励行し、不用意な音や光を出さないようにする。 ・空域を含めた全周警戒に着意する。 ・当初の敵との接触は、つとめて最小単位の部隊による。(初めから自軍の全兵力を暴露しない) ・丘の上や山の稜線などに不用意に姿を現さない。 ・開豁地は迅速に通過して暴露時間を最小限にする。(できれば避けて通ることが望ましい) ・敵がひそんでいると思われる場所への制圧火力の指向および発煙を計画する。 ・速度を重視するなど、本当にやむをえない場合を除き、路上移動は避ける。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― [Troop Leading Procedures:TLPs] "部隊指揮手順"  1. Receive the Mission. 任務の受領  2. Issue the Warring Order. 準備命令の発令  3. Make a Tentative Plan. 初期の作戦決定  4. Initiate necessary movement.初期の作戦の開始  5. Conduct Reconnaissance. 偵察の実施  6. Complate plan. 最終的な作戦決定  7. Issue orders. 最終的な作戦の下達  8. Supervise and Refine. 監督及び改善 ―――――――――――――――――――――――――――――――― [班員のコツ]  ・警戒を怠るな。  ・誰も見ていない方向を警戒せよ。  ・積極的に報告せよ。了解の報告は当たり前。分からなければ質問せよ。(報告連絡相談)  ・かもしれないで行動せよ。(あそこに敵が居るかもしれない。後ろに敵が居るかもしれない、など)  ・すぐに行動せよ。(撃たれたら直ぐ伏せる、遮蔽に飛び込む。命令されたらすぐ動く、など)  ・勝手に制圧射撃を止めるな。  ・積極的に指揮官をサポート、協力せよ。  ・落ち着け。  ・交戦中も味方に敵の位置を報告せよ。  ・遮蔽物にしっかりと隠れろ。  ・ピンダウンされたら、無理に交戦するな。  ・死ぬかもしれないと思ったら、スモークを展開せよ。  ・マウス感度を落とせば、精密なAimingが可能になる。  ・マウス加速を切れ  ・射撃間隔を記憶せよ。  ・ネゲーションコントロールを遵守せよ。  ・メモを取れ  ・交戦中はできる限り敵に体を晒すな。  ・敵の報告は「方向、距離」これは絶対だ。  ・危険な時は、遠慮せず撃ちまくれ。  ・常に自分は今、何をしなければならないのか考えろ。自分の地位は? 役割は? やらなければならないことは?(任務分析)  ・目標は常に2つ作れ。必成目標は? 望成目標は?(必成目標(最低限の達成目標 : 必ず達成)望成目標(最大限の達成目標 : 達成が望ましい)  ・予備を3割残せ。余力を残すことで、様々な状況に柔軟に対応し、効率的に戦うことができる。つまり全力を出し過ぎれば、後戻りができなくなる。決戦まで取っておけ。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― [班長のコツ]  ・隊員の動きを監督せよ。  ・マイクロマネージメントは回避せよ。個人で分かることは個人に任せろ。  ・後退できない地帯へは進出するな。  ・何としても主導権を獲得せよ。  ・死ぬな。班員も死なせるな。無理ならば退き、また再度攻撃すれば良い。  ・退却の判断は速やかに行え。包囲されたらもう退却は出来ない。  ・負傷者を決して見捨てるな。負傷者を見捨てる指揮官の下では、兵士は命を張れなくなる。(見捨てられるのが怖いため)  ・隊員の警戒方向を指示せよ。  ・現在の位置、状況、分かっている情報などを班員に教えろ。  ・先手必勝。先手を取ることで、楽に主導権を得ることが出来る。  ・敵に先手を取られたら、敵の火力以上で応戦するか、機動戦で挽回せよ。  ・関係する部隊との連絡を怠るな。  ・命令は「状況、任務、構想、補給支援、指揮通信」の順で与えろ。  ・任務は、5W「だれが、なにを、いつ、どこで、なぜ」を用いて行え。  ・地形の分析は「OCOCA」を用いて行え。  ・戦いの原則を遵守せよ。  ・遮蔽があるなら遮蔽に付かせろ。遮蔽が無いなら、綺麗な隊形を取れ。  ・分隊長のコマンドオーバライドに甘んじてはいけない。  ・上級者より技を盗め。  ・十を以って其の一を攻めろ。  ・継続的に状況判断を行い、適時適切に決心しろ。  ・常に自分は今、何をしなければならないのか考えろ。自分の地位は? 役割は? やらなければならないことは?(任務分析)  ・目標は常に2つ作れ。必成目標は? 望成目標は?(必成目標(最低限の達成目標 : 必ず達成)望成目標(最大限の達成目標 : 達成が望ましい)  ・予備を3割残せ。余力を残すことで、様々な状況に柔軟に対応し、効率的に戦うことができる。つまり全力を出し過ぎれば、後戻りができなくなる。決戦まで取っておけ。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― Section 6 [対敵動作] (Action on Concat) ハードコンタクト : 敵方に対し、直ちに横隊を形成 ソフトコンタクト : その場に伏せるか、身を低く保ちながらゆっくりと移動し遮蔽物に付く。 ※ハードコンタクト 交戦の開始された接敵 ※ソフトコンタクト 交戦が開始されていない接敵  ―――――――――――――――――――――――――――――――― Section 7 [接敵報告 (Contact Report)] *A3DLA* ・Alert (警報) 「コンタクト」 ・Direction (方向) 「フロント」 *詳細な方位、時計法など ・Distance (距離) 「500m」 ・Description (種類) 「敵散兵」  ・Landmark (目印) 「赤い建物の右手」 ・Activity (活動) 「SW移動中」 ------------------------------------------------- *SALT* (ソルト) ・Size (規模) 「SALT報告。敵分隊」 ・Activity (活動) 「NE移動中」 ・Location (位置) 「座標○○○-○○○ BOX 5」*3D でも良い ・Time (時間) 「2分前」*0000時。交戦した際は、交戦(継続)時間も報告する。 ------------------------------------------------- 距離 Close (至近(距離) 0〜50m Near (近い:近距離) 50〜200m Midle   (中距離) 200〜600m Far   (遠い:遠距離) 600m〜 ―――――――――――――――――――――――――――――――― [LACE Report] (ACEの場合もあり) レース報告、エース報告 ・Liquid (飲料水) ・Ammo (弾薬) ・Casualty(負傷) ・Equipment(装備) Green : 弾薬、飲料水50%以上。負傷、装備、異常無し Yello : 弾薬、飲料水50%未満。軽傷。装備に軽微な損傷有り。 Red : 弾薬、飲料水25%未満。重傷。装備に甚大な損傷有り。 Black : 弾薬、飲料水ほぼ無し。戦死。装備大破。 例 弾薬34%。軽傷、装備異常なし。 「ACE報告。イエロー、イエロー、グリーン、以上」 例 弾薬10%。軽傷。ハンヴィー大破 「ACE報告。レッド、イエロー、ハンヴィーブラック、以上」 例 弾薬0%。AT残弾1。重傷。ハンヴィー中破。 「ACE報告。小銃ブラック、ATは残弾1。レッド、ハンヴィーイエロー、以上」 ―――――――――――――――――――――――――――――――― [METT-TC]  作戦を考案する上での留意事項 Mission 任務 Enemy 敵情 Terrain and Weather  地形及び天候 Troops and Support Available 味方部隊及び利用可能な支援 Time Available 利用可能な時間 Civil Considerations 市民への考慮 ―――――――――――――――――――――――――――――――― [戦いの原則] Principles of War 1. 目標の原則 目標を明確に定めなければ、軍隊の火力は分散する 2. 統一の原則 全ての隊員が、責任を持つ一人の指揮官に統一されること。一つの意思に統一出来なければ、軍隊は分散する。 3. 主導の原則 孫子曰く、人に致して人に致されず。将棋でも囲碁でも会議でも、先手を打ち主導権を得たものが戦況を制する。 4. 集中の原則 孫子曰く、十を以って其の一を攻むる。力を分散させるより、一点に集中させた方が圧倒的に勝率が上がる。 5. 奇襲の原則 孫子曰く、戦いは正を以って合い、奇を以って勝つ。奇襲が出来なければ、戦闘に勝利は出来ない。 6. 機動の原則 孫子曰く、疾きことは風の如し。敵よりも圧倒的に早い機動戦を実施し、敵に対応の隙を与えるな。 7. 経済の原則 コップ一杯に入った水の上に水滴を一滴垂らすと、勢いよくその水があふれ出す。予備部隊の存在はそれにある。 8. 簡明の原則 複雑な命令は、部隊に混乱をもたらす。目的、目標を明確にし、作戦のコンセプトを奇抜、大胆、明快、新鮮にせよ。 9. 警戒の原則 警戒を怠り背後や睡眠時を襲われた部隊は、壊滅する。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― [戦いの原則] 自衛隊 野外令 平成十二年度版  戦いの原則は、戦勝を獲得するための基本となる原則である。 ・目標 : 戦いの究極の目的は、敵の戦意を破砕して戦勝を獲得するにある。戦いにおいては、目的に対して決定的な意義を有し、かつ、達成可能な目標を確立し、その達成を追求しなければならない。 ・主動 : 主動性の保持は、先生を支配して戦勝を獲得するため、極めて重要である。攻勢は、主導性を確保して決定的成果を収め得る最良の方策である。やむを得ず受動に陥った場合においても、あらゆる手段を尽くして、早期に主導性を奪回しなければならない。 ・集中 : 有形・無形の各種戦闘力を総合して、敵に勝る威力を緊要な時期と場所に集中発揮することは、戦勝を獲得するため、極めて重要である。全般においても劣勢であっても、情勢の推移を的確に予測し、手段を尽くして決勝点において優勢を占めなければならない。 ・経済 : 限られた力で戦勝を獲得するためには、あらゆる戦闘力を有効に活用しなければならない。このため、目的を効率的に達成する方策を追求するとともに、決勝点以外に使用する戦闘力を必要最小限にとどめることが特に重要である。 ・統一 : 統一は、すべての努力を総合して共通の目標に指向するため、極めて重要である。統一は、権限を一人の指揮官に付与した場合に最も確実となる。また、関係部隊間の緊密な調整と積極的な協力は、統一を助長する。 ・機動 : 機動は、所望の時期と場所に、所要の戦闘力を集中または分散して有利な体制を確立するため、極めて重要である。機動は、運動力発揮、地形・気象の克服、火力の発揚、適切な兵站支援等により発揮される。 ・奇襲 : 奇襲は、敵の意表に出てその均衡を崩し、戦勝を獲得するため、極めて重要である。敵の予期しない時期・場所・方法等で打撃すること及び敵に対応のいとまを与えないことは、奇襲成功の要件である。奇襲は、適切な情報活動、秘匿・魏編、戦略・戦術の創造、迅速機敏な行動、地形・気象の克服等により達成される。 ・保全 : 保全は、脅威に対して我が部隊等の安全と行動の自由を確保するため、極めて重要である。適切な情報、警戒及び防護は、保全のための基本的な手段である。保全においては、敵の奇襲を防止するための方策が重要である。 ・簡明 : 戦いは、錯誤と混乱を伴うのが常態である。このため、戦いにおいては、すべて簡明を基調としなければならない。明確な目標の確率は、簡明の基本である。 ※目 主 集 経 統 機 奇 簡 保 で覚える。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― [3対1の法則] *攻撃三倍の法則 敵が防御している陣地を攻め落とすには、その三倍の戦力が必要になる。という法則。圧倒的に防御側が有利であるという法則である。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― [任務分析] 1. 上級部隊指揮官の構想の理解 2. 自己の任務がこの構想の中において占める地位と役割の明確化 3. 具体的に達成すべき目標とその目的 (目標が複数ある場合) 1. 具体的に達成すべき目標の優先順位 2. 具体的に達成すべき目標の時期的優先順位 ・自分の地位(立ち位置)と役割(仕事、役目)を明確にせよ。 ・具体的に達成すべき目標。必成目標(最低限の達成目標)と望成目標(最大限の達成目標)に分けて明確にせよ。目標は2つ作れ。 ・その目的は何か、明確にせよ。 ・目標が複数あるなら、その優先順位を明らかにせよ。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― [徒歩速度]  ・道足(みちあし) Wを押しながらS  ・速足(はやあし) Cキー  ・駆け足(かけあし)   ・疾走(しっそう) Shiftを押しながらW  ・早駆け(はやがけ) 疾走で5秒以内に伏せるか遮蔽につく。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― [掛け声や号令] 接敵  ・"Contact" コンタクト 「敵だ」  レフト、ライト、フロント、リア  ・"Unknown Contact" アンノウンコンタクト 「不明者発見」  ・"Civilian Contact" シビリアンコンタクト 「市民発見」  ・"Shots Fired" ショッツファイアード 「射撃した」「射撃された」  ・"Under Fire" アンダーファイア 「撃たれた」  ・"Taking Fire" テイキングファイア 「攻撃を受けた」  ・"Break Contact" ブレイクコンタクト 「接敵離脱」 移動  ・"Moving" ムービング 「○番〜!」または「移動する」 "カバリング"と返す  ・"Bounding" バウンディング 「躍進する」  ・"Covering" カバリング 「援護する」  ・"Cover me" カバミー 「援護しろ!」  ・"Set" セット 「到着」または「○番到着」  ・"Passing" パッシング 「通るぞ」または「前に出るぞ」  ・"Last man" ラストマン 「最後」  ・"Oscar Mike" オスカマイク 「移動中」 On the Move の略  ・"Flank" フランク (横方向への移動) 銃  ・"Reloading" リローディング 「弾倉交換」 ほかにも、"チェンジマグ" "マガジン"  ・"Up" アップ 「復帰」  ・"Miss Fire" ミスファイア 「不発射」  ・"Jam" ジャム  ・"Weapons Up" ウェポンズアップ 「射撃体勢」 ガンズアップでもOK  ・"Weapons Down" ウェポンズダウン 「射撃準備態勢」 ガンズダウンでもOK  ・"Fire" ファイア 「撃て」  ・"Shift Fire" シフトファイア 「横に撃て」 右、左、ライト、レフト  ・"Lift Fire" リフトファイア 「奥に撃て」  ・"Caase Fire" シースファイア 「撃ち方待て」  ・"Hold Fire" ホールドファイア 「撃ち方止め」  ・"Fire at Will" ファイアアットウィル 「各個に撃て」  ・"見えた敵を撃て" "見える敵を撃て" AT  ・"AT用意"  ・"Backblast Area All Secure" バックブラスト エリア オールセキュア 「後方噴射域安全良し」  ・"Rocket" ロケット 「発射」または「射撃要求」  ・"Clear my Back" クリアマイバック 「後方確認」 クリアならば、他の隊員がクリアやバックイズクリアなどと報告する。  ・"Back is Clear" バックイズクリア 「後方よし」  ・"Firing" ファイアリング 「発射」 視界  ・"Seen" スィーン 「確認」「見えた」  ・"Not Seen" ノットスィーン 「確認できない」「見えない」 無線  ・"Say Again" セイアゲイン 「再送せよ」「もう一度」 市街戦  ・"Come in" カムイン 「入れ」  ・"On me" オンミー 「続け」  ・"Comming Out" カミングアウト 「出るぞ」  ・"Breaching" ブリーチング 「入れ!」「入るぞ!」「突入」  ・"Clearing" クリアリング 「検索」 手榴弾  ・"Frag Out" フラグアウト(手榴弾の投擲)  ・"Granade" グレネード  「手榴弾だ!」 危険な手榴弾の報告 負傷  ・"I'm Hit" アイムヒット 「負傷した」「撃たれた」  ・"Man Down" マンダウン、メンダウン 「負傷者発生」 その他  ・"Explosion" エクスプローション 「爆発音」  ・"Danger Close" デンジャークローズ 「超至近距離」 ―――――――――――――――――――――――――――――――― [各個前進] わずかな距離を、隊員同士で援護し合いながら、少しずつ前進する。 味方が止まっているなら進め。味方が進んでいるなら止まれ。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― [爾(じ)後の前進は各個に早駆け] 早駆けを繰り返し、隊員同士で援護し合いながら、前進する。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― [組躍進] 組同士で早駆けを繰り返し、援護し合いながら、前進する。  班長「爾後の前進は組躍進。当初1組が前進、2組は前進援護(または射撃支援)。1組、前へ」  1組「1組ムービング! 1前へ、2前へ、伏せ! 1組セット!」  2組「2組ムービング! 1前へ、2前へ、伏せ! 2組セット!」   以上繰り返し ―――――――――――――――――――――――――――――――― [躍進]  指定された距離を、疾走で一気に前進する。  「Bravo、10m躍進用意! 前へ!」  ―――――――――――――――――――――――――――――――― [ピール] 順番に横方向へ移動する。  班長 「○○へピール! ○○へピール!」  端の隊員 「○○さんピール! ○○さん次の人!」 ―――――――――――――――――――――――――――――――― [各種SOP] SOP=Standard Operating Procedure:標準作業手順 ※Team IBISS Server での最低限の装備なので、状況により多くする。 *装備SOP*  『Rifleman』 ・5.56mm小銃 ・光学サイト、IR Laser ・5.56mm 共有弾薬 普通弾 12マガジン ・5.56mm 共有弾薬 (赤)曳光弾 2マガジン ・手榴弾 3発 ・発煙弾 3発 ・無線機 AN/PRC-343 ・双眼鏡 ・NV Goggle (暗視装置) ・Handgun ・IFAK(Individual First Aid Kit) 個人用応急治療装備 -------------------------------------------------  『Automatic Rifleman』 ・5.56mm 機関銃 ・光学サイト、IR Laser ・5.56mm 普通弾 800発 ・5.56mm MIX 200発 ・手榴弾 3発 ・発煙弾 3発 ・無線機 AN/PRC-343 ・双眼鏡 ・NV Goggle (暗視装置) ・Handgun ・IFAK(Individual First Aid Kit) 個人用応急治療装備 -------------------------------------------------  『Grenadier』 ・5.56mm 擲弾付き小銃 ・光学サイト、IR Laser ・5.56mm 共有弾薬 普通弾 10マガジン ・5.56mm 共有弾薬 (赤)曳光弾 2マガジン ・40mm 擲弾 25発 ・40mm 発煙弾 5発 ・手榴弾 3発 ・発煙弾 3発 ・無線機 AN/PRC-343 ・双眼鏡 ・NV Goggle (暗視装置) ・Handgun ・IFAK(Individual First Aid Kit) 個人用応急治療装備 -------------------------------------------------  『Fireteam Leader』 ・5.56mm小銃 ・光学サイト、IR Laser ・5.56mm 共有弾薬 普通弾 10マガジン ・5.56mm 共有弾薬 (赤)曳光弾 2マガジン ・手榴弾 3発 ・発煙弾 7発 ・無線機 AN/PRC-343 ・Vector 21 ・NV Goggle (暗視装置) ・Handgun ・IFAK(Individual First Aid Kit) 個人用応急治療装備 -------------------------------------------------  『Squad Leader』  ・5.56mm 擲弾付き小銃  ・光学サイト、IR Laser  ・5.56mm 共有弾薬 普通弾 10マガジン  ・5.56mm 共有弾薬 (赤)曳光弾 2マガジン  ・40mm 擲弾 25発  ・40mm 発煙弾 5発  ・手榴弾 5発  ・発煙弾 7発  ・無線機 AN/PRC-343 ・無線機 AN/PRC-152  ・Vector 21  ・NV Goggle (暗視装置)  ・Handgun  ・IFAK(Individual First Aid Kit) 個人用応急治療装備 ------------------------------------------------- *IFAK SOP*  ・IFAK(Individual First Aid Kit) 個人用応急治療装備 ・Bandage (Basic)  x10 ・Bandage (Elastic)  x10 ・Basic Field Dressing (QuikClot) x10 ・Packing Bandage x10 ・Tourniquet (CAT)  x1 ・Morphine x3 ・Epinephrine  x3 ・Atropine  x3 ・Saline IV 500ml  x3 ・Personal Aid Kit  x2 ・Earplug x1 ------------------------------------------------- *制圧射撃SOP*  ・撃たれている時は=速射  ・撃たれていない時は=普通射以下 ------------------------------------------------- *手榴弾SOP*  1. 目標確認  2. 照準確認  3. 投擲号令  4. 投擲  5. 投擲した手榴弾が跳ね返ってこないか確認(危険であればグレネードと叫ぶ)  6. 遮蔽を取るか、伏せる  7. 爆発 8. 制圧射撃 ―――――――――――――――――――――――――――――――― [隊形] "Fireteam Wedge" (Right Heavy)  ・FTL ・AR ・G ・R ------------------------------------------------- "Fireteam Wedge" (Left Heavy)   ・FTL  ・G ・AR ・R ------------------------------------------------- "横隊" (Fireteam Line) ・AR ・FTL ・G ・R ------------------------------------------------- "縦隊" (Fireteam File)  ・FTL  ・AR  ・G  ・R ------------------------------------------------- "二列縦隊" ・FTL    ・G ・AR    ・R ------------------------------------------------- "ダイヤモンド"  ・FTL ・AR ・G  ・R ―――――――――――――――――――――――――――――――― [各個前進] わずかな距離を、隊員同士で援護し合いながら、少しずつ前進する。 味方が止まっているなら進め。味方が進んでいるなら止まれ。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― [射撃間隔] (小銃) 連射 :引き金を引き続ける射撃 速射 :1秒から2秒間隔で一発もしくは数発を射撃 普通射:5秒から15秒間隔で一発もしくは数発を射撃 緩射 :15秒から60秒間隔で一発を射撃 ------------------------------------------------- [射撃間隔] (機関銃) 5.56mm 連射 :引き金を引き続ける射撃 速射 :2秒から3秒間隔で10発から12数発程度連射し、1分間に約200発を射撃 普通射:4秒から5秒間隔で6発から9発程度連射し、1分間に約100発を射撃 緩射 :普通射以下の間隔で射撃 ------------------------------------------------- [射撃間隔] (中機関銃)7.62mm 連射 :引き金を引き続ける射撃 速射 :2秒から3秒間隔で6発から8発程度連射し、1分間に約100発を射撃 普通射:4秒から5秒間隔3発から5発程度連射し、1分間に約85発を射撃 緩射 :普通射以下の間隔で射撃 ―――――――――――――――――――――――――――――――― [孫子] [各種用語] [OCOCA] オコカ (移動の際に考慮する項目)  Observation and fields of fire. 観測と射界  Cover and concealment.   掩蔽と隠蔽  Obstacles.   障害物  Key and decisive terrain.  緊要地形   Avenues of approach.   接近経路